ご挨拶
いつの間にか日中は少し汗ばむほどの季節となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしようか。今年もすでに半分を過ぎようとしているかと思うと、時の経つのは早いものですね。
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
ニュースレター第23号を発行いたしましたので、お手隙の際にご一読いただければ幸いです。
梅雨冷えの肌寒い日もありますが、風邪など引かれませんようくれぐれもお気を付けください。
『Ｂルート』とは？～活用するとこんなことができる！～
通信機能を備えた電力メーターであるスマートメーターの普及が加速していますが、その通信先によって「Ａルート」「Ｂルート」「Ｃルート」の3つのルートがあることはご存知でしょうか？
「Ａルート」はスマートメーターと電力会社をつなぐネットワークで、電力使用量を取得することで料金計算などに用いられます。
「Ｂルート」はスマートメーターと建物内の機器をつなぐネットワークで、メーターが計測した時間帯別の電力消費データ等をＨＥＭＳ（住宅用エネルギー管理システム）が取得することで、家庭で使うエネルギーを節約するための管理に用いられます。
「Ｃルート」は電力会社や第三者の会社が利用者にサービスを提供するためのネットワークです。
Ｂルートから取得するデータを手軽に活用するための小型端末「CubeJ1(キューブJ1)」を開発したのが、㈱インターネットイニシアティブ（IIJ）です。
CubeJ1の接続先は多岐にわたり、スマートメーターだけでなくウェブカメラや温湿度計、ドアの開閉検知など様々なセンサーに接続が可能です。スマートフォンの専用アプリを介して、CubeJ1が取得する様々な宅内情報を受け取ることができます。
Ｂルートを活用した住宅のＩｏＴサービス
様々な住宅設備がインターネットとつながることで、快適・安心・安全なライフスタイルの可能性が広がります。
IIJと中部電力は家庭向けIoT（モノのインターネット）サービスを行う新会社を設立し、新サービスを開発します。
温湿度センサーや電力使用量など住宅の様々なデータをCubeJ1に集約し、それらのデータをクラウドに送信し、スマホの「LINE」アプリの画面にメッセージ形式で 表示して確認や操作ができるようになるようです。
Ｂルートで工事費など初期投資が少ないデマンド監視も可能に！
高圧需要家は大量の電気を使用するため、電気料金を抑えるためにも「Ｂルート」を活用する意義は大きいと思われます。高圧需要家はデマンド値によって電気代の基本料金が決まるため、デマンド値を下げられれば基本料金も抑えられます。電気料金の把握がデマンド値を下げる第一歩となります。
IIJが提供する高圧需要家向けサービスは、端末が電力使用量のデータを取得してクラウドに送信し、使用実績を目で確認できるようになり、またこの端末と空調などの制御装置を接続すれば、クラウドを通じて空調などを自動制御してデマンド値を下げられるようになります。
従来のデマンド監視システムとは異なり、Ｂルートを利用することでゲートウェイ機器の設置作業のみで簡単に利用を開始でき、パルスを利用した従来型よりも低コストで導入を実現します。これまで導入が難しかった中小規模な需要家の方にもご利用いただけます。
平成30年度 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金
「平成30年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業」の公募情報が公開されました。
※詳細は「環境共創イニシアチブ 公募要領」（http://c.bme.jp/17/19/517/66)をご参照ください。
エネルギー損失が３分の１！～アモルファス採用 配電用変圧器～
三菱電機はアモルファス合金の採用により省エネを実現した配電用油入変圧器を発売しました。待機時の変圧器エネルギー損失は、同社標準品トップランナー油入変圧器シリーズと比べて約3分の1に低減しました。負荷率20～30％前後の低負荷運転時に特に優れた効率特性を実現するとともに、負荷状況を問わず業界のトップクラスの省エネを実現して節電に貢献する製品として注目されています。
省エネのことなら“泰耀”にお任せください！
「お客様に安心を与え、共に耀く」という思いとともに。
泰耀は、事業所様の省エネに関するコンサルティングから保守・メンテナンスに至るまで、しっかりと関わり、省エネを実感して頂けるようサポート致します。
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【おもな事業内容】
・省エネルギーに関する総合コンサルティング
・省エネルギー診断、節電診断によるコスト削減
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